「目の前のことにとにかく没頭してみる。」でも没頭した分野で、成果を上げられないこともあるでしょう。
栃木県の名産である大谷石は建築素材として優れた石で、特に近代建築では有名建築家に好まれて使用されていました。高低差のある街では擁壁としてもよく用いられていますね。
そんな大谷石を使用するために掘り続けた場所が今では幻想的な空間を生み出す場所になっています。
独特な雰囲気が漂っていて、ミュージシャンの舞台や映画の舞台としても利用されています。
おそらく石を掘っている時は、そんな使われ方をされるなんて想像すらしていなかったのではないかと思います。
石を掘り続けた結果、その空間がなんとも言えない幻想的な空間を創り出していることになっていることに気づき、資料館として開館したところ、大勢の人が訪れる素敵なスポットになっていきました。
没頭したことで必ずしも結果を出せるとは限らないけど、その経験は見方を変えれば必ず成果に結びつくこともあるんですね。
人生捨てたものじゃない笑