香川県丸亀市 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
香川県丸亀市のJR丸亀駅を出るとすぐに現れる、日本では珍しい駅前美術館です。
駅から美術館までのアプローチも美しくデザインされていて、なんだかワクワクしてきます^ ^
美術館というと、自然豊かな場所に作ることが多いので、最寄駅からバスに乗って10分以上かかることが多いですが、美術館マニアからすれば、ここは駅前ということもあってとてもありがたいです笑
◇正面にある巨大な絵
建物に近づくと、正面にはホワイトキャンバスに描かれた巨大な絵があります。
この絵のおかげか、建物にとても親しみを感じます。
◇興味をそそる階段
エントランスに近づくと、屋外階段が現れます。上部にはガラス貼りの通路が見えて、ドラマティックに演出されていますね。
通路上部から壁をつたって降り注ぐ光が美しいですね!
コンクリートといえば建築家の安藤忠雄さんで有名てすが、この建築を設計した谷口吉生さんのコンクリートもとても美しかったです。
◇カフェと屋上テラス
屋外階段を登り切ると屋上テラスに辿り着きます。屋上テラスは四方壁に囲まれ、天井のみ開口されているので、周囲の風景を気にせず、屋外展示を楽しむことができます。
ちなみに屋上テラスにはカフェが隣接しているので、屋上テラスを眺めながらコーヒーを楽しむことができます。
この建築を訪れた時に感じたことは、とにかく街に開かれたデザインであるということでした。
特徴的な絵画や、門型庇の下の半外部空間を作り出して親しみやすさや近づきやすさを生み出してくれています。
「誰かに話しかけてほしいのなら、近づきやすくなる雰囲気をつくる必要があるのかもしれない笑」
こちらは美術館に併設された図書館。