東京都大田区 大井町駅公衆トイレ
最近駅前の開発が進み、どんどん新しく変貌を続けている大井町駅。
品川駅の隣駅ということもあり、不動産購入を検討している人々から、もれなく人気のあるエリアです。
そんな大井町駅を出てすぐの場所にそびえ建つ奇妙な姿をした建築物。
ちなみにこれは、公衆トイレです。
建築しているときは何が建つのか不思議に思っていましたが、公衆トイレだったとは!
最初は地下空間の排気するための煙突かなにかと思っていたので、とても驚きました。
こちらは東京トイレプロジェクトの一つとして計画されたもので、公衆トイレの不衛生なイメージを払拭し、新しい公衆トイレの「かた」になることをイメージして作られたとのです。
外壁は薄さ4.5ミリの鉄板でつくられています。
カタチを煙突型にすることで、自然換気を狙い、トップライトを設けることで自然採光を確保しています。
そのおかげか、とても明るく清潔感のあるトイレ空間となっています。
まさに以前の公衆トイレのイメージとは全く異なります。
この建築はいろいろなカタチをしているので、見る方向によって、色々な姿に変わっていくところが面白いですね。
この鉄板が周りの風景を反射して写し出し、この街に溶け込んでいって欲しいと思います。
もちろんきれいに使っていくことを心がけて!