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温暖化防止!ヒートアイランド防止を考える

都心部の温度が上昇するヒートアイランド現象の原因として、アスファルトやコンクリートのような熱を蓄えやすい材料を多く用いていることが挙げられます。

熱を吸収し蓄えると、日中蓄えた熱が、夜になって放射され、一日中暑さが保たれてしまいます。

ヒートアイランド現象を和らげるには、熱を蓄えにくい材料を用いるといいかと思います。

そこで、熱を蓄えにくい高反射性(遮熱性)の材料を外部に用いれば、熱を反射して、建物の温度を下げることができます。

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日本橋の車道

なので私の場合、極力デザインにこだわりがなければ、屋根や外壁には、白系の色を選ぶようにしています。

おわかりのように黒は熱を吸収しやすく、温まりやすいからです。

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↑こちらは戸建て住宅の屋根写真。材料はコロニアルで、色はアイスシルバー

これは本当に小さなことではありますが、少しでも環境問題の削減に貢献できればいいですね。