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現場監督なら役立つ!基礎コンクリートの止水板を忘れた方へ

「止水板を忘れて耐圧盤コンクリートを打設してしまった。」

止水板は非常に重要な部材です。

基礎コンクリートの耐圧盤と立上り部分は別々にコンクリートを打設するので、必ず継ぎ目が発生します。

打継ぎ部は水が侵入する弱点部になるので、止水板を入れることで水が侵入するのを防ぐことができます。

これが無いと、打継ぎ部から住宅の床下に水が侵入してくるリスクが高まります。

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打継ぎ部が地面より下になる物件の場合は図面でも必ず記載しておかないといけません。

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それほど大切なものを入れ忘れて耐圧盤のコンクリートを打設してしまっても、実は後施工できる建材があります。

それがエヌ・エス・ピーさんの商品である打継ぎ止水材「Wストッパー」です。

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これはシーリング材なので、耐圧盤を打設した後にシーリングを打つと既設コンクリートには浸透して固着し、打設したコンクリートには溶融して固着します。

なので止水板の代わりとなってくれます。

こんな便利な商品があるなんて知りませんでした。

止水板を忘れたときに限らず、むしろ最初から使いたい商品ですね!

よかったら参考にしてみてください。