「これからの時代は一つのことだけではなく、役割に応じて変化していくことができるような柔軟性が必要。」
今の時代は時代の流れが早く、これまで通用していたものが通用しなくなったり、昨日まであったものが突然無くなることが当然のように起こります。
だからこそ、時代の変化に適応できるくらい柔軟でありたいですね。。。
長野県塩尻市にえんぱーくという複合施設があります。この建築の特徴は柱にあります。
柱は壁でもあり、空間を柔らかく分けたりつなげてくれる装置でもあり、プレゼンボードだったり、書棚でもあるなど役割が様々です。
この柱はランダムに配置されていて、また天井には所々にトップライトが設けられているので、まるで森の中にいるかのような不思議な感覚が味わえました。
この建物には森の中にある大木の足元でくつろぐ人々のように、大きな柱に寄り添って自分の居場所を見つけられるような居心地の良さがあります。
自分もこの柱のように、支えであり、色々な役割を発揮したり、時に誰かにそっと寄り添ってくれるような存在でありたいと思い、生きていきたいと思います。