「自分は成功者になって都会に暮らすんだ。」と意気込み、都会に住んでみたことがありました。
ですが、便利な都会に住んでみればみるほど、自分が生まれ育った故郷に対する思いがあることに気がつき、恩返しをしたいと思うようになりました。そんな方も多いのではないでしょうか。
世界的建築家の妹島和世さん率いるSANAAは、茨城県日立市庁舎の設計者として選出されました。
この建物の1階部分には大きな屋根が架けられ、特に用が無い人でも気軽に立ち入ることができ、集うことができる空間となっています。
上階は同じフロアが積層されたビルディングタイプの建物ですが、廊下部分がフロアの外側に設けられているので、訪れた人は建物周りにある自然の風景を眺めることができます。
空間の真ん中に廊下を作らず、外側に廊下を設けているあたりが、素敵な演出ですね^_^
設計者の妹島和世さんと言えば、茨城県日立市出身ですが、ご自身の出身地である日立市の市庁舎の設計者となり、まさに」故郷に錦を飾る」ことができたのではないかと思います。
自分も故郷に錦を飾れるような人間になりたい笑