どんな時代になったって、包容力のある人は多くの人から必要とされます。
大切な恋人や家族も、包容力が無ければ守っていくことはできない。
中途半端な優しさが、かえって人を傷つけてしまうことは、歳を重ねるほど実感できる気がします。
最近は建築も、包容力のある作品が増えてきています。
高輪ゲートウェイ駅は、駅の路線をまるごと光溢れる白い大屋根で覆っています。
駅全体が包み込まれている感じがして、一体感を味わえる空気となっています。
いくつもの屋根が折り返されていて、重ならない隙間から光が降り注ぎ、とても爽やかな空間となっていました。
東京では、大屋根で覆われた駅はあまり見られないので、新鮮です。
ところどころで、最新のテクノロジーを取り込んでいるのが見られ、環境にも優しい駅舎であることが理解できます。
太陽光パネルが設置された屋根の下の空間は、ぶとう畑を訪れた時のようです。
まだオープンしたばかりなので、色々と閉鎖している場所も多いですが、これからが楽しみです。
この屋根のように、優しさ溢れ、素敵な包容力を持った人物になれるよう自分も成長していきたいと思います。