「ウッドショックで木材が高騰している。」
「海外から設備機器が納入されてこない。」
コロナ禍による影響で住宅に使用する材料や設備機器などの納入遅れが生じています。
現段階で納入遅れがあるものをまとめてみました。
▪️木材
ウッドショックと聞いて早1年以上が経ちますが、未だに木材は納入までに時間がかかります。
単価も高騰を続けており、金額は2〜3年前と比べると中には3割増しくらいになっていることも!
こちらは住宅の計画が固まったら早い段階で発注しておく必要があります。
▪️外壁(鋼板のもの)
フッ素樹脂塗装鋼板の供給量が大幅に削減された為、注文が殺到し一部ガルバリウム鋼板外壁材の納入が大幅に遅れています。
私自身もこの状況に巻き込まれてしまい、鋼板の外壁材を施工する計画でしたが、工期を間に合わせるために外壁材の変更を余儀なくされてしまいました。
▪️給湯器
海外の工場でロックダウンが続き、半導体などの部品が搬入されてこないので、組み立てができなくなり納入遅れが生じております。
3ヶ月前くらいですが私自身もこの状況に巻き込まれてしまい、危うく物件の引渡しが遅れるところでしたが、ギリギリで納入されてきたのでなんとか間に合いました。
▪️トイレ
こちらも海外の工場がストップしている為、トイレの生産や供給にも遅れが生じています。
現段階では回復に向かっているようですが、こちらもしばらく遅れが続くようです。
▪️木階段
造作材などに用いる木質素材の不足により、木階段の納入も遅れが目立つようになっています。
ただ現段階ではメーカーさんによっては遅れがないところもあるので、変更対応すれば間に合うようです。
▪️まとめ
コロナ禍による影響により、じわじわと色々なものに遅れが出てきています。
まだまだメーカーさんによってバラつきがあるものもあるので、メーカーさんを変更するなど迅速な判断をしていけば工期の遅れは補えるのではないでしょうか。
私は建築の設計ですが、最近は似た色合い・デザインの同等品に代えて色々と対応しています。
最近は色々な交渉に疲れ気味ですが、仕方ないところでもあるので、なんとか乗り越えていきたいですね。
ここに記載したのは一部なので、是非とも参考にして頂き、工期の組み立てに役立ててください!