「今日は朝から打合せがあって、午後はこれをまとめて、夕方の会議に出て、、、」
毎日が予定でびっしり埋まっていると、ただ働いているだけになってしまったという方もいるのではないでしょうか。
そうならないためにも、日々の生活には考えるための余白が必要なのかもしれない。
そんな余白の大切さを教えてくれる建築が新潟県にありました。
長岡市にあるアオーレ長岡はアリーナと市役所が一体となった複合施設で、大屋根に覆われた半外部の大きな広場が特徴的です。
このナカドマと呼ばれる大きな広場ですが、特に用途が決められていないので利用する人達で使い方を決めることができます。
なので、日によって様々なイベントが開催されているのを目にします。
特に用途が決められていない広場があることで、訪れる人達が自由に使い方を決めることができます。
訪れた人は、この空間をこのように使って過ごして下さいと決められるのも面白いけど、子供の頃に行ったことのある空き地のような場所で、何もないから自分達で遊び方を決めるというのも面白いですね。
特に現代のように変化が早い時代では、その当時決められた建物の使い方では窮屈になってしまい、あげく壊してしまうこともしばしば。
アオーレのナカドマのように用途が決められていない空間を設けることで、思いもがけないイベントが発生し、そこで起きたことがきっかけで出会い、将来的に多くの人を救う事業が生まれるなんてことも生じるかもしれない。
私もこの建築を参考に、日々の生活に余白を設けてみようと思います。素敵なことが思いつくということを信じて^_^