日本一周してみて思ったこと。
それは
「会社を辞めてまでする必要はない!」
ということでした。。。
今の時代は2,3日あれば気軽に旅ができます。
東京からですと国内であれば飛行機で1〜2時間で北海道にも九州にも四国にも行けます。
沖縄は3時間あれば飛行機で行けます。
東京から名古屋・仙台までは新幹線で90分くらいで行けますし、金沢や京都にも新幹線で2時間30分くらいで行けます。
本当に気が向いた時にふらっと旅ができちゃいます。
ただ今の時期はコロナ禍でなかなか旅をすることができないと思いますので、この記事では日本一周してきた際に訪れてきた有名な現代建築を紹介していき、楽しんでもらおうと思います。
北海道の有名建築
北海道はとにかく大きい!北海道の主要都市間(例えば函館から札幌まで)を移動するのには驚くほど時間がかかりました。。
公立はこだて未来大学
私がまず訪れた場所は函館にある公立はこだて未来大学です。
↑外観
真四角のガラスボックスの中にひな壇上の空間があるのが特徴的です。
↑はこだて未来大学のミニチュア模型
プライベートな空間・パブリックな空間・その中間にある空間と分かれていて、ここは大きな都市のような空間となっています。
↑ひな壇になっているオープンスペース
空間構成はとてもシンプルですが、とても面白い空間となっていました。
こういう空間で大学時代過ごしてみたかったものです。。
水の教会
続いて私が訪れたのはトマムにある水の教会。
世界的にも有名な建築で、安藤忠雄さんが設計した教会です。
教会にたどり着くまでのアプローチから計画されていて、たどっていると物語を読んでいるような体験が味わえます。
↑物語性のあるアプローチ
池に面した教会の中にたどり着くと池の上には十字架が立っていて、教会左側にある壁が上手く周りの風景を切り取り、正面の自然と対面できる贅沢な空間体験が味わえます。
↑教会からの眺め
それにしても本当に安藤忠雄さんのコンクリートはきれいでした。
つるつるしていて輝いているその姿を見るとかじりたくなる自分が居ます笑
モエレ沼公園
続いて向かったのは北海道の中心地である札幌です。
札幌からバスで20分くらいの場所にあるモエレ沼公園。
何がすごいってここはスケール感が大きいところです。
東京にずっと住んでいる私からすれば北海道は東京では味わえないスケールを感じます。
一際目立つのはガラスのピラミッド。
↑ガラスピラミッド
ピラミッドは地面と一体になりながら建っているのがわかります。
個人的にいいと思ったのはガラスのピラミッド近くにある駐車場です。
駐車場はピロティにあるのですが、上から見ると人工地盤になっているので見えなくなっています。
↑上から見るとピラミッド近くの駐車場は見えない
モエレ沼公園は彫刻家イサム・ノグチ氏が設計した公園で、彫刻家らしく公園を彫刻とみなして計画しました。
それゆえに建築家とはまた異なる空間となっています。
建築に見慣れた私からするととても新鮮な体験ができ、楽しい場所となっていました。
サッポロファクトリー
こちらはサッポロビールの工場を保存しながら、大規模な複合商業施設として開発されています。
↑サッポロファクトリーの外観
歴史的な赤レンガ建築です。写真のような大型のアトリウムが作られていて、保存されている煙突や複数の施設をつなげる役割を果たしています。
↑アトリウム
既存の建物を壊さずに残してリノベーションを行っている国内でも数少ない成功例と言えます。
時の流れがデザインとなっている素敵な建築でした。
頭大仏殿
こちらも札幌市にあるのですが、札幌駅からは少し離れた場所にあります。
↑大仏様の天井は開口されている
設計した安藤忠雄さんは当初「この大仏様を偉くしてほしい」との依頼があり、色々と考えてこの形にしたと講演会で話していたのが印象的です。
発想が飛び抜けていて本当に面白い建築です笑
↑大仏様の周りは山型の人工地盤になっている
外から見ると頭だけ飛び出ていて自然に溶け込んでいるのが素敵です!
まとめ
北海道はとにかく大きいので、私自身まだ訪れたい場所がたくさんあります。
いずれコロナが落ち着いてきたらまたゆっくり旅をしたいと思います。