ベルリンにあるユダヤ博物館。
建物には引っ掻かれた傷跡のように見える開口部(窓)がデザインされています。
その建築の姿を見ているとユダヤ人の壮絶な過去を物語っているようにも感じます。
この建築のステキな部分は、傷跡のような部分が開口部(窓)になっているところです。
建築の開口部は、外部との繋がりを生むだけでなく、光や風などの豊かな自然を内部空間にもたらしてくれます。
「人生で経験する傷は、建築にとっての開口部のようなものである。」
傷つくことで痛みがわかり、相手に優しくすることができる。
それがきっかけで他人との繋がりが持てるし、永遠の仲間やパートナーができたり、彼らによって今まで自分が知らなかった世界や考え方を自分にもたらしてくれる。
まさに人生で味わう傷は建築でいう開口部(窓)のようなものかもしれない。
4月から社会人としてスタートする新人の人達はおそらく今まで経験したことがない厳しい体験が待っているでしょう。
でも傷は必ずあなたにとって素晴らしいものをいつか必ずもたらしてくれる。だからこそたくさん行動して傷ついてほしい。
そして、私自身こんなことを自分に言い聞かせてまた明日から頑張ろうと思います笑