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一級建築士が子供の頃に憧れた東京の高層ビル

大人になったら、世界一高いビルを設計したい。

子供だったら一度は考えたことがあるかもしれません。

高いというのは目に見えるものなので、わかりやすいから魅力的に感じるのかもしれません。

それに高さというのはそれだけ建築技術が優れているというアピールにもなりますから!

私は子供の頃、親によくサンシャインビルに連れて行ってもらいました。

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サンシャイン60

私が子供だった当時、サンシャインビルは高さ約240mと日本で一番高いビルでした。

小学生の頃、自分の好きな東京にある建物を研究して発表するという授業があり、私はサンシャインビルについて調べて発表したのを覚えております。

サンシャインビルは東京都庁舎が建ったことで日本一高いビルの座を譲ります。

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東京都庁

ちなみに都庁は高さ約243m。

その都庁も横浜にできたランドマークタワー(約296m)によって日本一高いビルの座を譲ります。

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ランドマークタワー

私個人的にはランドマークタワーの形はとてもお気に入りでして、風圧に耐えられるよう足元が広くなっているんですね。

とても頑強な形をしていて力強く、タフな印象を受けます笑

その後はNTTドコモ代々木ビル(約240m)に東京ミッドタウン六本木(約248m)や、虎の門ヒルズ(約256m)など続々と高層ビルが登場します。

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NTTドコモ代々木ビル

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東京ミッドタウン六本木

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虎ノ門ヒルズ

2014年には日本一高いビルだったランドマークタワーを抜き、大阪にあべのハルカス(約300m)が登場したことで日本一高いビルとなりました。

そして現在、虎ノ門・麻布台プロジェクトのビルが高さ約330mに達して日本一高いビルとなっています。

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虎ノ門・麻布台プロジェクトのビル

完成は2023年ですが、東京タワーと並んでも堂々としているのが伝わってきます笑

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その4年後の2027年には東京駅前常盤橋にトーチタワーと呼ばれる日本のビルの中では最高高さとなる高さ390mに達するビルが登場します。

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トーチタワー建設予定地の隣にある常盤橋タワー

ついに300m級のビルが現れる時代が来たか!と思っていたら、もうすぐ400m級に到達しそうです!

おそらく建築技術的にもこれからの未来、もっと高いビルが登場することは間違いありません。

2041年には日本一高い高さ約350mの木造の高層ビルが建つ!なんていう計画もあったりします。
※まだ構想中なので、建つかどうかは未定です。

高ければ良いというわけではありませんが、それでも高層ビルはワクワクさせてくれる魅力をもっています。

世の中いろいろありますが、そんな世の中を明るく照らしてくれる高層ビルがこれから現れてくれると嬉しいですね。