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人生を諦めるな!高校時代に無気力だった男が15年後活動的に生きている理由

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「毎日学校に行き、興味のない授業を受けて家に帰ってくる日々。」

私は中学受験をして進学校に合格し、入学することができ、人生は明るいように思えていました。

しかし、その学校で私の周りにいる子達はみんな優秀で自分より頭のいい子ばかり。

せめて運動でもできていれば部活に打ち込めていたかもしれませんが、文武両道がモットーだった当時の学校は運動もできる人も多かった。

勉強も運動も優れていない私は一体何のために生まれてきたのかを考えるようになり、次第に無気力になっていったのを覚えています。

高校時代は勉強にも身が入らず、みんなが行くからという理由で対して行きたくもない大学にとりあえず行きましたが、すぐに嫌気がさして辞めてしまいます。

当時の私は本当に最悪でした。。

こんな10代を過ごしてきた私ですが、20年経った今の私の人生はどうかといいますと、結構充実した人生を過ごしています笑

なぜなのか?

それは私の生涯の天職となる仕事に出会えたからです。

私は高校を卒業したあとは浪人のふりをしているただのフリーターでした。

大学を辞めてアルバイトしかしていなかった生活を続けていたときに、ふとまた勉強がしたいと思うようになりました。

よくよく考えてみると、周りが優秀過ぎて勉強をしなくなっただけで、私は勉強することが嫌いではありませんでした。

子供の頃によく家とかビルの絵や図面を描いていたことを思い出し、将来は建築の仕事ができたら楽しいかもしれないと思うようになります。

自分の夢を見つけることができたので、改めて大学受験をしてとある大学の建築学科に進むことになりました。

その大学の授業の課題で「10年後の家を考える」というものがあり、家について考えていたら寝るのも忘れて考えていました。

ふと気づくと「もう夜中か。」という感じによくなっていました。

大学生の頃は本当に建築設計を考えることに没頭していたのを覚えています。

私は大の建築好きです。

建築の設計をしているときは子供の頃よく遊んでいたテレビゲームをしているような感覚で仕事をしています。

仕事が休みの日も、

「あーあ、ひまだから建築のプランでも考えてみるかー。」

「ひまだから建築でも見に行くかー。」

といつも建築のことを考えています。

会社が完璧に楽しい場所かと言われればそんなことはありませんが、そもそも仕事が好きなので机の椅子に座った瞬間に仕事を始めていたりもします笑

自分が考えた建築を見るために毎週現場に行き、出来上がっていく状況を見ているのが楽しみだったりします。

現場で足場がバレたらそりゃあもうテンションが上がります笑

気づいたら仕事を楽しんでいたので、人生をネガティブに考えることも少なくなりました。

いや、ネガティブなことを考えるくらいなら建築のことを考えている方が楽しいから考えなくなったのだと思います。

私は同年代の人と比べて年収が高かったり貯金がある方ではありませんが、楽しめる仕事・生涯の仕事と出会えたことはある意味で成功者なのではないかとも思っています。

建築設計と出会っていなかったらと思うとぞっとします。

今はとても活動的に生きています。

私の場合はたまたま建築設計でしたが、例えば営業でも車の設計でも商品の企画でも広告の仕事でもなんでもいい。

没頭できて楽しめることを仕事にできて稼ぐことができるのなら、もしかしたらそれはとても幸せなことだと思います。

私はおそらく死ぬまで建築設計を仕事でしていると思います。

そこに迷いもありません。

無気力だった当時の私がこれほど人生を活動的に生きられるとは思いもしませんでした。

仕事は人生の長い時間を費やすものだからこそ、きちんと考える必要があります。

私はエスカレーター式に大学へ通えなかったことで、仮面浪人という空白の期間が自分の人生を考えるための大切な期間になっていました。

こう考えると無駄なことなんて本当に無いんじゃないかとも思います。

人生に迷ったときはあせらずにまずは考える時間をつくってみてください。

1日のうち少しでもいい。

それが必ず役に立つときが訪れますので。