「彼はリーダーシップはあるがいつも偉そうで暴れん坊なので手がつけられないんです。」
「彼は少しやんちゃなところもありますがいつも堂々としていて頼りがいがあるリーダーなんです。」
この二つの表現は違っているように聞こえますが、実は両方とも同じことを言っています。
前者の言い方と後者の言い方ではあきらかに後者の方が良い印象をもつことだと思います。
自社の商品にケチをつけられたら?
これは商品について説明するプレゼンでも同じで、例えば建売住宅のプレゼンを行うときにお客様から自社の住宅の窓が他社の住宅よりも窓が少ないようなことを指摘されたときも、
「予算が限られているので予算削減のために窓を減らしています。」と答えるよりも、
「必要な場所に最適な大きさの窓を設けています。」と答えた方がとても考えられているんだなぁと好印象を持たれると思います。
予算がないわけではない
「予算がない」ということもそのまま伝えれば「ケチっている」と思われてしまいますが、これは本来お客様が購入しやすい価格とするため、企業努力として予算が決められている訳です。
なので予算を決めて予算内で商品作りを行うことで、例えば駅近の利便性のよい人気エリアでもこの価格で住宅を販売できているわけです。
営業の方であればこのようなお話は常識ですが、私のような設計者は以外と知らない・気づかない人が多いため、お客様から強く指摘されるとヘナってしまいがちです。
デメリットをデメリットとしてとらえる前に、なぜそうなのかを真剣に考えてみるのも大切だと思います。
それを理解できればきっと話し方も変わってくることでしょう!