「敷地にある既存住宅を解体して新しい家を建てたい。」
その場合は既存住宅を解体する必要があるので解体業者と契約する必要があります。
その後家が解体されてきれいに整地され、新しい家の基礎工事をはじめようとしたときに問題が!
それは敷地にある「土の処分」でのことでした。
住宅の足元にある基礎を作るためには敷地内の余分な土を排出する必要があります。
ですがその土が結構やっかいで、残土の処分でモメることがかなり多いというのが現状でもあります。
ただの土ならまだいいのですが、土の中に玉石のようなそこそこでかい石があったり、既存住宅を解体した後に残ったコンクリート片のようなガラが土の中に残っていることがあります。
土にガラが含まれていると、ガラ処分代として余分に金額がかかってしまいます。
「これから新しい家を建てるぞ!」という時にガラ処分代として基礎工事業者から追加費用を求められることもあり、トホホな結末を迎えることもあります。
なので解体業者と契約する時は、解体後の敷地の状態を解体業者さんにまかせるのではなく、「敷地にある残土のすきとりをどこの高さまで行うのか。」
「新しく家を計画する時の設計GLからせめて1メートル以深くらいまではガラが残らないようふるいにかけてもらう」
というところまで約束し、きちんと見積に入れてもらいましょう。
それだけで解体業者さんの出戻りも無くなりますし、基礎業者さんから追加費用を求められることや解体業者さんとの揉め事を大幅に減らすことができます。
とても大切なことなので、参考にしてみて下さい。