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一級建築士が教える「都内の土地を安く買う方法」

「土地を相場より安く買いたい。」

誰しもがそう思っていることでしょう。

この記事では「安く土地を買う方法」を紹介しています。

一級建築士の私から、土地を買おうとしている業者の方々やお客様方のお役に立てればと思い作成してみました。

それでは紹介していきます。

安く土地を買うには?

結論を言いますと、土地を相場より安く買うには、人気のない土地を探すと見つけやすくなります。

ちなみに人気のある土地はといいますと、

・整形な土地(真四角な形をした土地)
・高低差のないフラットな土地
・南側道路に面した土地
都心部で駅に近い土地

などが上げられます。

当たり前ですが都心部で駅に近く、南側道路に面していて、高低差もなく真四角な土地は人気があるので金額が高くなります。

相場と比べて価格が安い土地とは?
・旗竿型の敷地

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土地を上から見ると旗が掛かっている竿のような形をした土地のことをいいます。
接道が短く奥まった土地なので、一般的には避けられがちな土地でもあります。
姿そのままなので、旗竿敷地と呼ばれています。

・いびつな形の敷地

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正方形もしくは長方形をした敷地が一般的ですが、敷地が三角形をしていたり一部がとがった形をしている土地のことを言います。
こういった土地には家のプランを計画しにくいので、避けられてしまうことから相場より安くなっています。

・傾斜地

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敷地が真四角でも、敷地内に高低差があれば一階部分をコンクリート構造にしたり擁壁を建てる必要があります。
住宅プランを計画できない企業も多いことから避けられてしまい、相場より安くなります。

・狭小地

敷地面積が50㎡前後のような土地のことをいいます。
土地が小さい分、日当たりや建物の大きさも限られる為、金額も安くなります。

このような土地を探すことで相場より安く土地を購入することができます。

あとはこのような土地にどのような住宅のプランが入るのか、建築設計者に相談することで方向性が見えてくるかと思います。