あと11ヶ月で20代が終わるのかー。 もっとこんなことしておけばよかったなー。 時間というものは人生においてもっとも大切なものの一つです。 最近の自分が感じることとして、とにかく「時間が欲しい」ということです。 昔はお金を稼ぐためにアルバイトをし…
谷口吉生さんの建築を訪れてみて感じたことの一つとして、水と共存・対峙している作品が多いことに気づきます。 水は建築を柔らかく見せてくれたり環境的にも良いので、設計者であれば可能ならつくりたいものです笑 私は谷口吉生さんの建築作品のファンなの…
「毎日学校に行き、興味のない授業を受けて家に帰ってくる日々。」 私は中学受験をして進学校に合格し、入学することができ、人生は明るいように思えていました。 しかし、その学校で私の周りにいる子達はみんな優秀で自分より頭のいい子ばかり。 せめて運動…
「将来は建築家になって、大きなビルを設計したい。」 「おしゃれな家を設計したい。」 そんな夢をもって大学や専門学校の建築学科に進んだときに、まず立ち塞がるのが「センス」という言葉です。 センスがいいねえ。君センスがあるよ。センス無いなぁ。あの…
大人になったら、世界一高いビルを設計したい。 子供だったら一度は考えたことがあるかもしれません。 高いというのは目に見えるものなので、わかりやすいから魅力的に感じるのかもしれません。 それに高さというのはそれだけ建築技術が優れているというアピ…
東京にはひときわ巨大な建築があります。 あまりにも巨大で壮大な作品であるが故に、私が子供だった頃、ここで紹介する作品はどれもインパクトに残る作品でした。 やはり大きいというのは人をワクワクさせる魅力があります。 私は建築の設計を生業としていま…
東京のような場所では地下に可能性を求めるのは当然のことかもしれません。 地下と聞くと湿っぽい、暗い、危ないなどのイメージがありますが、つくり方を工夫すれば地上と変わらないですし、とても有効で快適な空間にすることもできます。 また地下階は法規…
どうやって建築をつくろうかと考えているときは本当に楽しいものです。 建築設計の一番楽しいときはまさにそこかもしれません。 建築のつくり方を知ることで、きっと実務でも大学などの設計課題を考えるときにも役立つはずです。 ここでは建築のつくり方と実…
「大学や専門学校で建築を学んでいるが、どうやって建築をつくるのかわからない。」 「建築のつくり方を学びたい。」 そんな方々へ向けて、自称建築探偵である私が訪れてきた数多の建物内に実際に飾られていた模型をお見せすることで、建築がどのように作ら…
「欲しいと思っている商品を探しているのに見つからない。」 「探すのに時間がかかって業務に支障が出ている。」 私は普段建築の設計をしている人間です。 この前、玄関前の外部通路の床に使いたい車が乗っても耐えられるタイルを見つけるのに苦労したことが…
コロナ禍で生活の形式が大きく変わりました。 建築でも環境や換気などに対する意識が大きく変わりました。 ところで日本の建築には昔から半外部空間という空間が多く存在します。 半外部空間とは大きな屋根の軒下空間のような場所をいいます。 半外部空間は…
建築家の谷口吉生さんと言えば美術館の設計で有名ですが、他にも学校や体育館、オフィスビルやホテルなど本当に色々な用途の建築を設計しています。 私は今回、谷口吉生さんが設計した大規模オフィスビルに訪れてみました。 訪れたとは言っても勝手に建物内…
今まで朝会社に出勤してから夜中まで働き詰めだった生活から一点、会社を辞めて旅をすることにした生活。 夢見たいな時間を過ごせるかと思いきや、なぜか湧き上がるのは不安ばかり。。 やはり人間は社会から切り離されると不安を感じるものです。 「働きたい…
日本一周してみて思ったこと。 それは 「会社を辞めてまでする必要はない!」 ということでした。。。 今の時代は2,3日あれば気軽に旅ができます。 東京からですと国内であれば飛行機で1〜2時間で北海道にも九州にも四国にも行けます。 沖縄は3時間あれば飛…
2021年文化功労賞を受賞した谷口吉生さんの建築に憧れて建築設計を志し12年が経ちます。 谷口吉生さんのような設計をしたいと思い、日本全国にある谷口吉生さんが設計した美術館を訪れてきました。 気がつくと日本全国にある谷口吉生さんの美術館を全て訪問…
「間取り図を見ているけど、UBやPSという表記の意味がわからない。」 建築業界・不動産業界の方であればこの言葉の意味はすぐにわかりますが、知らない方々からすれば気になるワードだと思います。 そこでここでは間取り図にある言葉の意味を紹介していきた…
「日当たりを考えて道路に面してバルコニーを設ける計画にしよう。」 「バルコニーに面した壁には大きな窓を設けるか。」 都内の限られた大きさの敷地で住宅を計画する場合、設計者の方々のほとんどがここで述べたことを考えるでしょう。 実際、東京都23区内…
2021年の文化功労者として建築家の谷口吉生さんが選ばれました。 谷口さんと言えば美術館設計の第一人者として今までご活躍されてきました。 自然と調和し地形に溶け込んだカタチ、作品と向き合うことができる静観な空間、物語性のある空間構成、細部にこだ…
「ウッドショックで木材が高騰している。」 「海外から設備機器が納入されてこない。」 コロナ禍による影響で住宅に使用する材料や設備機器などの納入遅れが生じています。 現段階で納入遅れがあるものをまとめてみました。 ▪️木材 ウッドショックと聞いて早…
日本は本当に地震が多いですね。。 この記事を書いている今は2021年ですが、ここ2〜3年で震度5クラスの地震が多く発生しています。 これから家を建てる人にとっては安心して暮らすために大地震に耐えられる家であることが重要ですね! 地震に耐えられる構造…
「吹抜けがあると空調が効きにくくなるので設けたくない。」 吹抜けがあるとエアコンの冷気が逃げてしまうので無い方がいいというデメリットな意見をよく耳にします。 しかし空調のデメリットは床暖房を設置したり、吹抜けの天井にシーリングファンを設ける…
「止水板を忘れて耐圧盤コンクリートを打設してしまった。」 止水板は非常に重要な部材です。 基礎コンクリートの耐圧盤と立上り部分は別々にコンクリートを打設するので、必ず継ぎ目が発生します。 打継ぎ部は水が侵入する弱点部になるので、止水板を入れる…
「現場経験がほとんど無く、職人さん達との話についていけない。」 「新卒で現場監督として入社するが現場の専門用語を使った会話についていけるか心配だ。」 誰しも最初はわからないことだらけなので不安でいっぱいなものです。 私が木造住宅の現場監督にな…
「オシャレなガラス棚をつくりたい。」 「ガラス板を固定するオシャレな金物を探している。」 いくらガラスがきれいでも、ガラス板を固定する金物が残念だと雰囲気が台無しになってしまいます。 設計であれば金物にもこだわりましょう! 「とはいってもどこ…
「玄関扉枠をつくっているが枠勝ち?」 現場監督さんや設計さんであれば現場に行ったときに大工さんからこのような質問を受けたことがあると思います。 つまりは玄関扉縦枠を床にドン付けするのか?という意味ですが、ドン付けしない方法もあります。 実際ど…
現在では日本の優れた近現代建築を保存し、再活用する動きがさかんに行われています。 一級建築士試験問題でも、出題される可能性が高くなっています。 ここでは保存し再活用されている有名な作品をまとめましたので、紹介していきます。 ※ここに掲載してい…
「ようやく新築の住宅が完成した。」 「これで安心して住宅を引き渡せるだろう。」 住宅が完成し安心したいところですが、思わぬ問題が降りかかることがあります。 それは前面道路に関することでした。 「住宅の新築工事が完了したようですが、道路を見たら…
「製図道具を何かしら忘れがちだ。」 「製図道具が多すぎて、作図中どこに道具があるかわからなくなる。」 「作図中に製図道具がすぐに使えるような入れ物があったらいいのに。」 製図試験中は時間が限られているので、ストレスを少しでも減らしたいものです…
「玄関を華やかにしたい。」 「玄関を湿気や臭いがしない快適な空間にしたい。」 住宅でいう玄関は、顔の部分になります。 訪れる人からすれば一番最初に目にするところでもあるので、見栄えをよくしたいという方も多いかと思います。 日本では玄関といえば…
住まう集合住宅のあり方が最近よく問われます。 「同じ集合住宅に住んでいながら隣の人を知らない。」 隣人同士関わることもほとんどありません。」 そんな時代に斬新な集合住宅が存在します。 こちらは「ヨコハマアパートメント」です。 2階建の集合住宅で1…